公営住宅の申し込みから入居まで。
こんばんは、すずらんです。
私は今、公営住宅に住んでいます。
去年の初夏に引っ越してきたばかりなんですが、
公営住宅の申し込みってややこしい!と思っている方の役に立てればと思います。
地域名を出せないのが残念ですが、参考程度に見てくださいね。
申し込みの手順
うちの地域では、偶数月の月初め数日が申込期間になります。
特に必要書類などはなく、ネットで簡単に申し込めました。
希望の住宅を選んで、家族構成や今の住まいを入力する程度です。
住宅は、部屋番号まで自分で選ぶ必要がありました。
つまり、人気がありそうなところは避けた方が倍率が下がるということですね。
うちの団地は階段の5階建て。
公営住宅はお年寄りが多いため、低階層が好まれやすいです。
申し込むと、1か月程度で抽選番号の案内が来ます。
抽選は約1週間後、当選番号はHPに記載されました。
当選してから
書類で、入居資格があるかどうかの審査が行われます。
もし審査に落ちた場合は補欠の人に順番が回ります。
住民票や課税証明書など、市区役所に行かなければいけない書類も必要です。
働いている人は、会社に記載してもらう書類もありますし、年金暮らしの人も証明になるものを用意しなければいけません。
私の場合は、1年前に少しだけ行って辞めた会社の書類も必要だと言われましたが、用意するのが難しいことを伝えると、申立書にその旨を記載して送ればOKだと言われました。(特例かもしれません。)
結婚予定の人は、書類提出までに婚姻届を出しておかないいけませんし、離婚予定の人も同じく、離婚が成立している必要があります。(特別な理由がある場合を除く。)
審査が通ったら
ハガキで合格通知が来ました。
1か月近くかかったのでやきもきしました。
合格すると一安心ですが、すぐに住めるわけではありません。
その段階では前の住人がまだ住んでいる場合もあります。
うちの地域の住宅は、空き部屋予想という形で、次の募集をかけていました。
どういう仕組みかは分からないのですが、もうすぐ退去しそうな部屋が募集にかけられるようです。
長いと半年ほど待たないといけない場合もあるとか。
私の場合は、そこからさらに1か月程度で入居説明会の案内が来ました。
入居説明会
説明会では鍵がもらえます。
当日はまだ入れなかったのですが、翌日からが契約期間になりますので、すぐに荷物の搬入をしてもOKでした。
案内が来てから2週間ほど後だったので、その間に引っ越し業者の手配をすることも出来ました。
説明会では、書類の最終チェックがあります。
保証人についての書類も必要になり、地域によっては、同じ都道府県内に住んでいる人を指定される場合もあるそうです。
チェックが終わったら、敷金などのお金を振り込みに行きました。
直接手渡しではなく、近くの金融機関で振り込んでから、領収証を提出するという形でした。
そのあとに公営住宅に住むにあたっての注意事項やルールなどの話を聞きます。
所得制限が上限に引っかかった場合は、退去勧告されることもあるそうです。
住宅の設備に問題がある場合、修理費用を公営住宅側と住人のどちらが負担するのかも、リストに記載されていました。
それから、引っ越しの挨拶をきちんとして、自治会には積極的に入りましょう、ということも言われます。
説明会は午前中で終わりました。
会場の周りには、浴槽業者や網戸の業者の人がうろうろしていました。
公営住宅にないもの
- 風呂がま
- ガスコンロ
- エアコン
- 網戸
- カーテンレール(←!)
- インターホン
地域や住宅によって違うとは思いますが、なければ自分で用意しなければいけません。
カーテンレールがないのには驚きでした。
他の部屋を見ても、みなさんカーテンを掛けているので、自分で設置しているようですが、公営住宅は退去時に原状回復をしなければならず、取り外すことになるようです。
次の人もきっと使うものなのに、不思議だなぁと思う部分です。
風呂がまは、うちの場合は以前の住人のものが残っていました。
引き続きレンタルすることも可能ですし、新たにもっといいものをレンタルすることもできるようでした。
入居して約半年が過ぎました
わずらわしいかと思っていた自治会ですが、参加しなければならなかったのは年末の夜回りだけでした。
いつかは役が回ってくるようなので、その年は忙しくなりそうですが、それ以外は特に住みづらいと感じることもありません。
毎日階段の上り下りをすることで筋肉がつきました。
心配していた子どもたちも、スイスイ上れるようになりました。
古い住宅なので畳がミシミシ言うのが気になりますが、10年ぐらい住むつもりなので、耐えてほしいと思います…。