標準利率の見直しって?保険料が上がるかもしれないという案内が来ました。
こんばんは、すずらんです。
以前利用した保険ショップ(様々な保険会社の商品を取り扱う店舗型の保険相談ができるところです。)から、生命保険の標準利率に関するお知らせが届きました。
標準利率とは
標準利率は、保険会社が保険金を支払うために積み立てている準備金の計算利率のことです。
一定期間の国債利回りなどによって決定されます。
そういえば、個人向け国債の金利は最低金利でしたね。
元本保証商品でも、探せばもっと金利の良い定期預金があるので、私は今の国債は選ばないです。
この国債の利回りの低下に伴って、今年平成29年4月以降の保険契約に適用される標準利率が下がることが決定したそうです。
標準利率が下がるということは、保険会社が将来用意できるお金が減るということ。
つまり、将来受け取りたい金額があったら、今より多く積み立てていかないとその目標に到達しないということになります。支払う金額が増えるということですね。
保険料が上がる可能性があるのは?
影響を受ける可能性のある保険は、終身保険、個人年金保険、学資保険、養老保険など、積み立てていったものを将来受け取る保険です。
子どもがいると学資保険は分かりやすいですが、利回りの良い商品だと、産まれてすぐ加入すると受け取るとき110%ぐらいに増えますよね。
それが、同じ額をもらうにはたくさん払っておかないといけなくなる可能性があるので、増え幅が小さくなってしまうことになります。
元本割れする商品も出てくるのでしょうか?
私がこの記事に書いたときに入った保険は、比較的利回りが良かったのですが、取り扱いを終了してしまいました。
郵便局の人も、こんなに良い保険はもう扱えないんです、と言っていました。
今回の標準利率は過去最低水準。(2012年は1.5%→2013年に1.0%→2017年は0.25%)
影響を受けやすい貯蓄型の保険以外も、もしかしたら保険料が上がることもあるのかもしれないですね。
保険相談はお早めに
標準利率が変わるのは平成29年4月1日に締結する保険から。
そのタイミングですぐに保険料が変わるのかは会社によるようですが、これから保険に加入したいという場合には確認しておく方が良いですよ。
学資保険は生まれる前から入れるものもあります。
将来の積立では最近よく聞く、節税にもなるiDeCo(イデコ)は、保険商品も対象になります。
保険の相談をするなら
- みんなの生命保険アドバイザー
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など、たくさんの会社から選んでもらえるところや、店舗型だとショッピングセンターや商店街などに入っていることも多いですね。
保険は大きな出費ですから、すぐに決められないこともあるものです。
行動はお早目に!